就職後では時すでに遅し 企業を知りたければ採用担当者を観察すべし! 就職後では時すでに遅し 企業を知りたければ採用担当者を観察すべし!

富山地方鉄道さん

2つ目の突撃先は、こちらも富山の人ならみんな知ってる「富山地方鉄道」さん。鉄道やバスなど、生活に無くてはならないインフラを支えています。


ペロリッチと小坂さん



お話を伺ったのは、新卒採用業務を担当している企画部人事課・下田恭平さん。


ペロリッチと小坂さん



ペロリッチ

よろしくお願いします!アルプスエキスプレス大好きです!そのアルプルエキスプレスが登場する動画はこちら!

ペロリッチ調査ファイルCASE01 恐怖?!クマタローを追え!

下田さん

なんですか?

ペロリッチ

あ、気にしないでください。早速ですが、御社の新卒採用過程を教えていただけますか?

下田さん

当社は職種別にエントリーしていただくのですが、まずは面談と作文という形で一次選考をさせていただき、次のステップとして今度は面接、次に筆記試験です。

ペロリッチ

やっぱり作文はあるんですね、どんなお題なんですか?

下田さん

お題としては簡単なもので、「学生時代にしてきたことと、それをどう仕事に活かせるか」や、「会社に入ってどんな風に活躍したいか」などですね。

ペロリッチ

誰でも書けるテーマではありますが、学生さんにとってはそんなに簡単ではないですよね。それを書いてもらって、何を見ています?

下田さん

表現があまりうまくなかったとしても、しっかりと丁寧に書いていただいているかは大事です、字の丁寧さも内容も。間違っていても構わないので、当社で働くイメージを自分なりに持ってくださっていたら、それは当社への熱意の現れだと思うので。

ペロリッチと下田さん



ペロリッチ

やっぱりそうなんですね。優秀な人というのも大事な一方で、何より御社で働きたいと強く思っている方を採用したいと。

下田さん

社会人になってみて、入社してみて分かることってたくさんあるじゃないですか。そういう壁のようなものにぶつかった時に、やっぱり熱意のある方の方が乗り越えられると思うし、何より一緒に働く仲間としては当社で働きたいと思ってくださる方がいいです。

ペロリッチ

なるほど!採用されそうな人というのは分かりますか?

下田さん

そうですね。作文などでも比較的分かりますが、面談や筆記試験のご案内で接している際に、リアクションが良いというか、お話をしやすいなと感じる方は先に進みやすいと感じます。

ペロリッチ

コミュニケーションは仕事に一番大切ですからねえ。

下田さん

もちろん緊張しやすい方などもいらっしゃると思いますが、その辺はある程度は見極めているつもりです。

クールなデザインがかっこいい「セントラム」
クールなデザインがかっこいい「セントラム」



ペロリッチ

緊張しないための、何かコツなどはありますか?

下田さん

私も学生の時に、面接の練習などもやってみましたが、友人同士だったりするのであまり効果があったとは言えません。それより居酒屋でのアルバイトだったり、ずっとサッカーをしていたのですが、そういった活動で身についたことの方が役立っていたように思います。仕事やチームスポーツは声を出さないと成り立たないので。
どんなことでもいいと思いますが、声を出すことに抵抗を無くしておくのは特にオススメです。

電車の行き先板がなんかかわいい!
電車の行き先板がなんかかわいい!



ペロリッチ

今のお仕事の前は、バスの業務をされていたんですね?

下田さん

バス業務に配属されて、配車をはじめとしたあらゆる事務業務をしていました。バスの運転手さんは中途採用が多いのですが、いろいろな経験をされている方々ばかりなのですごく面白かったし、新入社員の僕をとても可愛がってくれました。

ペロリッチ

和気あいあいとしてそうですよね。

下田さん

とても雰囲気がいいんです。その一方で少しでも何か問題が起こったりしたらパッとスイッチが入って、迅速に対応をする。今となっては当然のことなのですが、その切替えがとてもかっこいいというか、安全への意識が、プロだなと感じたりしました。今でも仲の良い運転手は多いです。

ペロリッチ

でも普段はあまり会えませんよね?

下田さん

そうですね、勤務体系が全く違うので。予定を合わせて飲みに行ったりすることもありますが、普段は街でバスを見かけたときに手を振ったり。

ペロリッチ

それ、なんかいい!

バス
緑と白の2トーンカラーでおなじみ!



下田さん

バス業務は楽しかったです。富山のサッカーチーム「カターレ富山」の試合の時などは臨時バスを出させていただくのですが、サッカーが好きなので携われるのが嬉しくて。

ペロリッチ

まさに趣味と実益ですね。

下田さん

以前、横浜との試合が行われたときに、三浦知良選手が来ることになって、これは人が集まるだろうと予測して配車を考えたんですが、ぞれがズバッとはまったんです。あれは気持ちよかった。

ペロリッチ

すごくやりがいを感じられる仕事なんですねえ。

下田さん

お客様とも近いので、自分が役に立っているという感覚は感じやすいと思います。私の後輩でバス業務を経て今は隣の席で事務職をしている人間がいるのですが、彼はバスの運転手も経験していて、時々「運転したい」って言ってます笑

バスを運転したい〇〇さん
バスを運転したい、企画部労政課・土肥慎太郎さん



ペロリッチ

なんか、人事の仕事よりそっちの方がいいみたいですね。

下田さん

笑。もちろん今の仕事も好きです。人事は人を扱う仕事ですが、会社を作る仕事とも言えますからやりがいはあります。

ペロリッチ

かっこいいこと言いますねえ。じゃあこのままエキスパートになっていくのが目標ですか?

下田さん

鉄道の会社なのにまだ鉄道の経験がないので、そこは学びたいですね。現場のことやお客様のことをもっと理解して、その経験を生かして人事の仕事をするというのは、すごく良いなあと漠然とですが思います。

地鉄富山駅にて
地鉄富山駅にて



ペロリッチ

それは確かに素晴らしいです。

下田さん

その頃にはきっとそれなりに後輩や部下もできていると思うので、優しくしっかりと仕事を教えてあげたいし、飲み会なんかも誘ったりしたい。信頼される上司になりたいんです。

ペロリッチ

いいですねえ、お酒は好きなんですか?

下田さん

好きですね。地元の友人ともよく行きますし、会社の仲間と行くこともあります。荒町に、よく行くBARがありますよ。

ペロリッチ

今度連れてってください!

切符を拝見!
切符を拝見!



いやあ、男前だった・・・。
一見あんまり仕事しなそうなのになあ(失礼)。
いろんな人と接するのが楽しいって、逆に言えば楽しくなるような人間関係があるってことだから、それは働きやすいだろうなあ。